計測機器の校正修理サイト「校正マスター」へようこそ
校正って何?
今持ってる計測機器は校正しなくちゃいけないの?
…など、そんな疑問にお答えします。
校正の基本知識を学んでメンテナンスを行いましょう♪
校正とは
校正とは
JIS Z 8103:2000 のJIS計測用語の定義
計器又は測定系の示す値、若しくは実量器又は標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業のことです。
※校正には、計器を調整して誤差を修正することは含みません。校正が必要な理由
・計測器の経年変化や摩耗
・何らかの不慮の事態
正しい値を表示しなくなる
国際的な品質保証規格のISO9000の記述
定められた間隔で、国際又は国家計量標準にトレース可能な計量標準に照らして校正又は検証する
※計測機器管理の参照規格のISO 10012にも同様の記述があります。だから計測機器の校正は大変重要なことなのです!
校正はしなければならないか?
『法※』の定めが無い限り、『自主管理』の範疇です。(ISO9001も自主管理のシステムです。)
※例えば、粉塵計の法とは
校正周期
ISO取得のお客様の場合、お客様自身が定める「計測器類の管理マニュアル」に従って、校正を行います。
同じ機種でもお客様によって使用する頻度・環境・扱い方が異なるためです。
なお、一般的に多くの計測機器メーカーさんは、年に一回の校正を推奨されます。
※メーカー・機種・型番によって、違いがありますので、確認が必要です。
トレーサビリティについて
トレーサビリティとは
基準は通常、国家標準または、国際標準」と定義されています。(JISZ8103:2000計測用語より引用)
計測器のトレーサビリティ
トレーサブル(traceable)の名詞がトレーサビリィティ(traceability)で、計測器を校正する標準が国家標準まで辿れることが確保されていることによって計測器の信頼性が証明されていることです。
そして、認定された校正機関を利用することによって、途中の校正の連鎖を意識することなくトレーサビリティが確保されます。
計測器は標準器によって校正されます。その標準器はより正確な(不確かさがより小さい)標準器によって校正されます。
この標準器もより正確な標準器によって校正される、というようにより正確な標準器をもとめていくと国家標準に辿り着きます。
このように、計測器が校正の連鎖によって国家標準に辿り着けることが確かめられている場合、この計測器により得られた結果は国家標準にトレーサブルであるといいいます。
校正マスターのトレーサビリティは?
国家標準
企業内標準器
現場計測器
3つの基準を通して標準の校正ルートを体系的に定めています。
校正マスターの安心と信頼の機材管理体制
お客様の大切な機器をお預かりさせて頂く上で、安心してご依頼頂ける管理体制を整えております。